【セントライト記念】キタサンブラック 直線抜け出し重賞2勝目

[ 2015年9月21日 16:27 ]

<第69回セントライト記念>重賞2勝目を飾ったキタサンブラック(左)

 「第69回セントライト記念」(G2、芝2200メートル・晴・良)が21日、中山競馬場11Rで行われ、序盤からレースを作った北村宏騎手騎乗の6番人気、キタサンブラック(牡3=清水久厩舎、父ブラックタイド、母シュガーハート)が直線で抜けだして勝った。勝ち時計は2分13秒8。

 キタサンブラックはスタート直後からミュゼエイリアン、ミュゼゴースト、スモークフリーらと共にレースをリード。ダービー2着馬でこのレース1番人気に推されたサトノラーゼンは中団後方に位置を取った。

 レースはゆったりとしたペースで3コーナーへ。ここでミュゼエイリアンが逃げ切りを狙って先頭に立ち、キタサンブラックがすぐ後ろにつけた。4コーナーに入るとキタサンブラックがミュゼエイリアンを捉え、この2頭が馬群から少し抜け出す形で直線へ入った。

 直線に入るとミュゼエイリアンが後退。先頭に立ったキタサンブラックは最後まで脚色が衰えることなく、そのまま1着でゴールした。3/4馬身差の2着にミュゼエイリアンが残り、混戦となった3着には10番人気のジュンツバサが頭差で入った。

 キタサンブラックは通算2度目の重賞制覇、全戦績は6戦4勝。上位3頭が菊花賞への優先出走権を獲得した。

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2015年9月21日のニュース