【阪神５Ｒ新馬戦】カイザーバルが人気応えて圧勝

　メイクデビュー阪神は２１日、阪神競馬場５Ｒ（芝・１６００メートル・晴・良）で行われ、Ｍ・デムーロ騎手騎乗の１番人気、カイザーバル（牝２＝角居厩舎、父エンパイアメーカー、母ダンスインザムード）が２着に４馬身差をつけて圧勝した。勝ち時計は１分３５秒３。

　スタート直後にフローレススカイ騎乗の川島騎手が落馬するアクシデント。１２番人気のキンノツルが先行し、アッパーデスクが２番手につけた。カイザーバル、セプテンバーダイナ、トーホウカンナの３頭がその後ろに続いた。

　３コーナーを過ぎると、キンノツル、アッパーデスク、セプテンバーダイナが先頭集団を形成。その後ろにカイザーバル、トーホウカンナがつけて４コーナーへ入った。

　４コーナーを曲がって直線に入ると、カイザーバルが一気に先頭に躍り出る。カイザーバルは直線中盤からさらに加速し、２着に４馬身差をつける圧勝劇だった。

　２着には終盤に追い上げた２番人気のフライングレディ、そこから１馬身１／４差の３着はクリノラホールが入った。