【京成杯AH】13番人気フラアンジェリコ 差し切って初重賞

[ 2015年9月13日 16:40 ]

<中山11R・京成杯AH>外強襲で最内のエキストラエンド(左、2着)を差し切ったフラアンジェリコ(右から2頭目)

 「第60回京成杯オータムハンデ」(G3、芝1600メートル・曇・良)13日、中山競馬場11Rで行われ、田辺騎手騎乗の13番人気、フラアンジェリコ(牡7=斉藤厩舎、父ネオユニヴァース、母カーリーエンジェル)が差し切って、初の重賞を制覇した。勝ち時計は1分33秒3。

 秋競馬開幕の重賞。マイルのハンデ戦らしく、1着から5着までが写真判定という大激戦になった。

 先手を取ったのは、人気薄の夏の上昇馬ケイティープライド。1番人気のアルビアーノがスッと2番手につける。以下、コスモソーンパーク、レッドアリオン、エキストランドなどが続いた。

 4コーナーから各馬が追い出し、先頭争いは一段と激しくなった。直線の追い比べも息を飲む展開。内からアルビアーノが抜け出しにかかると、外から最後方にいたフラアンジェリコが猛追、さらにエキストラエンドなども突っ込んだが、わずかに写真判定でフラアンジェリコに軍配が上がった。

 ハナ差の2着はエキストラエンド、さらにハナ差の3着はヤングマンパワーが入った。

 フラアンジェリコは重賞初制覇。全戦績は37戦6勝。

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2015年9月13日のニュース