【小倉記念】波乱含みの小倉、今度はゼンノルジェロが怖い

[ 2015年8月5日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=4日】夏の小倉は開幕週から“らしさ”全開だ。ご当地オーナーの所有馬が大暴れ。初日の不知火特別をサンライズタイセイが勝ち、メーンは2、3着にサンライズバロン、ミヤジタイガ。日曜9R・国東特別もゼンノブレーメンが9番人気の低評価をくつがえす力走でハナ差の接戦を制した。

 その理屈から言えば小倉記念はゼンノルジェロが怖いとオサムは確信する。ブレーメンと同じく大迫久美子オーナーの所有馬。休養明けの七夕賞(8着)をひと叩きして2戦目に勝負をかけてきた。飯田祐師はヤル気だ。

 「七夕賞は外からよく詰めてきているけど馬場が良くてインを回った馬ばかりで決まった。内枠ならもうちょっとやれていたかも」と振り返る。それでも勝ち馬とは0秒5差。これが小倉記念への布石とすれば怖い。昨夏も2桁続きから小倉に転じるや博多S2着(10番人気)。陣営が早くから目標に掲げてきた大一番。ここにかける執念なら、誰にも負けない。 

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2015年8月5日のニュース