【桜花賞】ムーンエクスプレス“念願”内枠で上位狙う

[ 2015年4月10日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=9日】枠順が決まった木曜午後2時すぎの栗東トレセン事務所。最も笑顔がはじけた関係者は、内枠2番に入ったムーンエクスプレスの鈴木孝師だった。

 「絶好枠ですね。“絶対、内枠がいい”と言っていた松山も喜んでいるんじゃないかな」

 桜花賞のコースが外回りとなった07年以降、(1)~(6)番で馬券に絡んだのはただ1頭(07年3着カタマチボタン)だけ。そんな不利なデータがあることを寺下がぶつけてみても指揮官は「他の馬は嫌がるところかもしれないが、うちの馬はもまれても平気だからね」と歓迎の口ぶりだ。

 同じ舞台の阪神JFは大外18番に“泣いた”。当時の枠順決定時、鈴木孝師は「終了です」と早くも戦意喪失していたが、レースは好位からしぶとく粘って、見せ場十分の4着。“念願”の内枠なら、さらに上位進出も狙える。「何かを前に行かせて、内ピッタリから抜け出すのが理想だね」とイメージした。暮れの2歳G1の時とは見違えるほど、指揮官の表情はやる気に満ちている。

 3カ月ぶりの前哨戦・フィリーズレビューでも、持ち味のスピードを発揮して3着を確保。指揮官は「ここが目標だし、状態は上がっている。メンバーは強いが、出るからにはチャンスはある」と意気込みを語った。例年以上に先行勢が手薄な牝馬クラシック第1弾。寺下は絶好の内枠から発車するこの馬の先行力を不気味に感じていた。

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