【桜花賞】同舞台で2度好走!レッツゴードンキが女王の座を射止める

[ 2015年4月7日 05:30 ]

同じ舞台での2度の惜敗を糧に桜花賞に臨むレッツゴードンキ

 桜花賞過去10年のデータを徹底分析した結果、レッツゴードンキがV候補に浮上した。

 (1)好走実績 近年の桜花賞馬は名馬ぞろい。近10年の勝ち馬が5着以下に敗れたのは新馬戦かG1(阪神JF)だけ。その他のレースで完敗を喫しているようでは苦戦必至だ。クルミナル、コンテッサトゥーレの前走は道悪に泣いた印象だが、データに「度外視」はない。本当に強ければそれでも上位に踏ん張っているはず。この2頭を含め大量12頭が早くも脱落。

 (2)距離実績 マイルでの実績も重要。マイルのレースは数も多いので、一度も経験していないのは大きな不安材料。勝ち馬10頭は全てマイルで勝つかマイル重賞で3着以内の実績があった。マイル未経験馬は【0・0・1・16】。大半は距離延長で臨んでいるが、芝とダートでデビュー4戦全て1800メートルを走っていた11年トレンドハンターは3着止まり。主役候補のルージュバックもデータからは強く推せない。

 (3)前走 勝ち馬の前走はチューリップ賞、フィリーズR、フラワーC、エルフィンSの4つに絞られる。クイーンCは【0・3・2・14】、アネモネSは【0・0・1・23】と出走頭数が多いにもかかわらず未勝利。3戦全勝のキャットコインには嫌なデータだ。

 (4)前走馬体重 ここまでで残ったのは無敗馬クイーンズリングなど4頭。いずれも一見隙がないのだが、カギは前走の馬体重にあった。前走で馬体重の増減が10キロ以上だった馬は06年アドマイヤキッス(18キロ増)と13年レッドオーヴァル(10キロ減)の2着が最高で【0・2・0・16】。増えていても減っていても×。大幅な馬体増減の後は仕上げが難しいのかもしれない。そして、残った4頭を見ると何と!3頭までが前走で10キロ以上の増減を記録している。

 唯一残ったのはレッツゴードンキ。桜花賞と同じ舞台での2度の惜敗を糧にして、女王の座を射止める。

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2015年4月7日のニュース