【ダイヤモンドS】フェイムゲームV2へ 余力たっぷり併入

[ 2015年2月19日 05:30 ]

Wコースでダイワインパルス(右)と併せて追い切るフェイムゲーム

 ダイヤモンドSの追い切りが18日、美浦、栗東トレセンで行われた。連覇に挑むフェイムゲームはWコースで併せ馬。向正面で10馬身近くも前にいたダイワインパルス(3歳500万)に直線で内からスッと並びかけ、手綱を押さえたままで余力たっぷりに併入。宗像師は「時計は地味(5F67秒5)でもいい感じ。以前はすぐに反応せず、モタつくような面があったことを考えると、スムーズで良かった」と目を細めた。

 有馬記念除外の無念を晴らすべく挑んだAJC杯はまさかの12着。師は「ペースが遅かったし、2200メートルは多少短いかも」と明確な敗因を挙げた。東京は昨年のダイヤモンドSとアルゼンチン共和国杯でV。指揮官は「ハンデ(58キロ)は確かに鍵。ただスタミナはあるし、東京は合う。まずは目の前の一戦に全力ですね」と力を込めた。

 スルーオダイナ(89、90年)、ユウセンショウ(96、97年)に続く史上3頭目の同レース連覇を飾れば、賞金不足に悩むこともない。胸を張って、G1再進出できる。

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2015年2月19日のニュース