ピンクブーケ禁止薬物問題 JRA「製造過程で混入」小西厩舎処分なし

[ 2015年2月19日 05:30 ]

 昨年12月7日の中山6Rで1着(失格)となったピンクブーケ(牝3=小西)から禁止薬物のカフェインが検出された問題でJRAは18日、裁定委員会を開き、飼料添加物(米国製)の製造過程で混入した、と結論付けた。

 製造元のペットテック・ラボ社(米国)が使用した原材料グルコサミンにカフェインが含まれていた。問題の飼料添加物は昨年10月に輸入。薬物検査で合格(陰性判定)となった昨年4月輸入の同製品とは異なるグルコサミンを使用しながら、同一原材料と表示したため検査を受けずに国内に流通した。JRAは小西厩舎関係者に責任はないとして処分は行わない。また、所有するキャロットクラブはHPで同馬が左第3中足骨を骨折したと発表した。

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2015年2月19日のニュース