【京都６Ｒ新馬戦】８番人気オートリボーン　追い込んで完勝

　メイクデビュー京都は１２日、京都競馬場６Ｒ（芝・１６００メートル・晴・良）で行われ、太宰騎手騎乗の８番人気、オートリボーン（牝３＝沖厩舎、父ブラックタイド、母オートクリス）が、直線鋭く追い込んで完勝した。勝ち時計は１分３５秒１。

　先行したのは、ハーベストブルー、エネルリリー、１番人気のプリンセスメジャーの３頭。これに差なくベストプラクティス、オートリボーンなどが続いた。上位人気が拮抗し、よどみない流れでレースが進んだ。

　４コーナーを過ぎると、上位は激しい争いになった。中でも先行勢のやや後ろに付けていたオートリボーンは、追い出されると敏感に反応。一気に加速して前を行く３、４頭をかわし、３馬身、４馬身と差を広げる見事な勝ちっぷりだった。

　５馬身差の２着には最後方で力をためていたベッライリスが入り、そこから半馬身差の３着にはプリンセスメジャーが粘った。