【京都金杯】松若、アクションスターで初タイトルに闘志

[ 2015年1月3日 05:30 ]

<京都金杯>アクションスターで重賞初Vと意気込む松若

 2年目を迎えた松若が年明けの“縁起重賞”で初タイトル奪取に闘志を燃やす。デビュー1年目の昨年は、新人トップの47勝をマーク。「目標の新人賞も獲れたし充実した1年だった」と振り返るが、満足はしていない。「数は勝ったけど特別、1000万クラスは1勝だけ。もっと上のクラスで勝ちたい」と意気込む。

 2年目の目標は(減量がなくなる)通算101勝と重賞制覇だ。そのパートナーは所属する音無厩舎のアクションスターだ。当初コンビを組む予定だった北村友が年末に騎乗停止となり、舞い込んだチャンス。「(依頼を聞いた時は)驚いたし、素直にうれしかったですね」と笑みを浮かべた。

 19歳の若武者は、栄光のVシーンも思い描いている。「一瞬の脚を使えるイメージ。開幕週の馬場だし好位につけてジッとしてれば、チャンスはありそう」と手応えを明かした。デビュー年に挙げた47勝は近年では87年武豊(69勝)、96年福永祐一(53勝)、08年三浦皇成(91勝)に次ぐ好記録。

 「先生(音無師)は“お前でG1を獲りたい”と言ってくれている。自厩舎の馬で(重賞を)獲れたら、ホントにうれしいですね」

 期待のルーキーはスター街道を歩んでいく。

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2015年1月3日のニュース