仰天!ブドー裸足で騎乗 JRA戒告処分「騎手の装具の注意義務を怠った」

[ 2014年11月15日 20:44 ]

<東京6R・メイクデビュー東京>2着に入線した(10)ノワールギャルソンのブドー騎手はブーツを履かずに騎乗。左は1着の(11)エイムハイ

 前代未聞の“裸足”騎乗だ。短期免許で来日中のフランス人騎手ピエールシャルル・ブドー(21)が、15日の東京6Rノワールギャルソン(2着)にブーツを履かずに騎乗。JRAは「騎手の装具の注意義務を怠った」として戒告処分とした。

 同騎手はレース直前の予備検量で負担重量(55キロ)を100グラム超過したため、重量を調整する目的でブーツを脱ぎ、ストッキングのみで出走した。当該レースの勝負服が、通常よりも分厚い素材だったことが原因。発走委員が気づき、レース後に裁決に報告した。JRAはブーツ未装着で騎乗することを想定しておらず、装着義務を明文化していなかったが、競馬の安全に影響があると判断。悪意はないとして最も軽い戒告にとどめた。

 ブドーは「フランスではよくあること。日本でダメだとは知らなかった」と話している。

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2014年11月15日のニュース