元オートレーサー逮捕　福岡、不正入手の高速道路通行券使用

　福岡県警直方署は１６日、電子計算機使用詐欺の疑いで、福岡県飯塚市、元オートレース選手の無職田原勝久容疑者（５９）を逮捕した。

　逮捕容疑は昨年７月３１日、飯塚市の会社員麻生学容疑者（６２）＝１１日に同容疑で逮捕＝と共謀し、不正に入手した高速道路の通行券を使用。神戸市から福岡県筑紫野市にある九州自動車道筑紫野料金所までの料金１万１５５０円のうち、１万１００円の支払いを免れた疑い。

　直方署によると、田原容疑者は「覚えていない」と話している。飯塚オートレース場によると、田原容疑者は昨年３月まで選手だった。