【川口・スポニチ杯】青木V候補!初日中止できっちり調整

[ 2014年2月16日 05:30 ]

中止となった15日、地元期待の青木はリラックスムードで調整作業

 川口オートの「スポニチ杯」は15日、初日が開催される予定だったが走路内降雪のため中止となった。順延はされず、16日は予選2日目となり最終日は予定通り18日に争われる。

 前節のSG全日本選抜では予選を2、1、3着という上々の成績で準決まで進んだ青木。その準決は7着と見せ場をつくれなかったが、今シリーズのメンバー構成なら有力なV候補として注目されるのは確実だ。前検日(14日)は「前節の浜松最終日はセットが合っていなかった」と不安をのぞかせていたが、中止で時間をたっぷり使える15日は「ヘッド周りを扱って感触を確かめたい」とリラックスムードで調整作業に集中していた。前々節の地元川口G1開設記念グランプリでは、予選道中の動きが目立たなかったものの4日目3着、最終日2着と持ち直していた。走り慣れた走路で大いに暴れ回る可能性は高い。

 個性派が集結した地元勢に対し、遠征陣も強力。SGタイトルホルダーの金子と久門を筆頭に新井、藤川らが勝機をうかがう。

 なおきょう2日目のメンバーは、15日(初日)に組まれていたメンバーで外枠から内枠へ順位が決められ(8枠=1位、1枠=8位)、既定の勝ち上がりシステムに該当させて決定した。1~3Rが一般戦、4~10Rが予選、11~12Rは選抜予選として争われる。

 ▼阿部剛士(12R)浜松SGはドドドがひどかったがフレーム交換で収まった。エンジンはいい。

 ▼藤川幸宏(12R)前節の浜松は落車後で変わってしまったが、乗りながら腰周りを合わせていきたい。

 ▼大木 光(12R)浜松SGで試走タイムは出ていたのでエンジン的にはいいのかも。

 ▼金子大輔(12R)試走からダメでレースでも微妙。原因はまだはっきり分からず、良かった時のクランクに戻す。

 ▼鈴木章夫(11R)エンジン的には悪くない。先にタイヤを作って、朝練してから調整。

 ▼久門 徹(11R)最終日にセットをやって回転の上がりが良くなった。後半乗りにくいのでドドド対策をして、エンジンももう少し上積みできれば。

 ▼平川博康(10R)エンジンはいいので、調整は前節船橋の延長。

 ▼野上史豪(9R)地元でシリンダーを新品にしてセットは安定していると思う。バネ周りを扱いながら走路に合わせていく。

 ▼芝崎茂信(9R)前節伊勢崎の初日はドドド。2、3日目は解消し、エンジン的にも落ち着いている。

 ▼吉田祐也(9R)前節川口最終日は行く感じがなかった。落ちてきているのでセットで合わせる。

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2014年2月16日のニュース