【札幌記念】タッチミーノット スタッフ一同の思い乗せ走る

[ 2013年8月14日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=13日】札幌記念のタッチミーノットは岡本にとって思い入れの強い1頭。中央25戦中10戦で◎を打ち、全5勝のうち4回は◎だから相性も悪くない。

 何より今回は旧柴崎厩舎でのラストラン。柴崎師の死去に伴い、現在は菊川厩舎として活動しているが、20日で正式に解散。タッチミーを担当する吉沢助手は尾形和厩舎、小倉調教厩務員は和田雄厩舎に移る。現スタッフで臨む最後の一戦だ。

 岡本が競馬場で最後に柴崎師を見たのは目黒記念。馬場に向かうタッチミーを見送る師のまなざしが忘れられない。吉沢助手は「厩舎の看板馬だし、ずっと気にかけていた。最後に(勝って)写真を撮りたかったんでしょうね」と振り返る。

 「7歳だけど気持ちは若いし、雰囲気良くきている。何とか頑張ってほしい」(同助手)とスタッフ一同の思いを乗せた一戦。その走りをしっかり見届けよう。

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2013年8月14日のニュース