【有馬記念】ゴールド鞍上内田 初の古馬対戦に「信じて乗りたい」

[ 2012年12月20日 06:00 ]

ゴールドシップに騎乗する内田博幸騎手

 【内田に聞く】

 ――菊花賞は完勝だった。

 「スタートは出たが、スピードが乗っていかなかったので、無理せず後方。自分が仕掛けたいところで仕掛けられる馬。押し切ってくれると信じてロングスパートした。馬も応えてくれた」

 ――春と比べて成長は?

 「力を十分に出し切れる体になった。精神面にも余裕が出て、レースでもどっしりと構えている。当然パワーアップしているし、これ以上パワーを付けたら乗りこなせなくなってしまう(笑い)」

 ――初めての古馬との対戦になる。

 「同じ3歳世代の馬が古馬といい勝負をしている。そんなに力差はない。馬を信じて乗りたい」

 ――レースプランは?

 「スタートしてみないと分からないが、馬に行く気があれば前へ、そうでなければ後ろで。どんな競馬でもできるから枠も気にしていない」

 ――最後に意気込みを。

 「騎手になる前から憧れていた舞台に、こういう人気馬で出走できるのは、幸せであると同時に責任も感じる。見ているファンに感動を与えられるレースをしたい」

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2012年12月20日のニュース