【阪神C】マジンプロスパー 得意舞台へ計算通りの好時計マーク

[ 2012年12月20日 06:00 ]

 今年を締めくくる重賞、阪神カップ(24日)の追い切りが19日、栗東、美浦トレセンで行われた。

 マジンプロスパー(牡5=中尾)は当地巧者。阪神芝1400メートルでは今年3月阪急杯をV。ここは狙った鞍だ。追い切りはCWコース単走、6F79秒7―12秒5。中尾師は好時計に目を細めた。「間が空いた分、考えながら調教しているから」

 まさに計算通り。3カ月前の前走スプリンターズSは12着。ハイペースの先行策となったが、「内枠でモマれたくなかった」と指揮官は振り返った。持ち味を生かせず失速したが、適距離で反撃を期す。中尾師は好走のポイントを1つだけ挙げた。「外の方が競馬をしやすい」。ジワッと出して、自分から上がっていく形なら、脚を残せる。6枠より外なら勝機が広がるだろう。

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2012年12月20日のニュース