【朝日チャレンジC】ショウリュウムーン 大混戦制し重賞3勝目

[ 2012年12月8日 16:27 ]

 阪神メーン11R・朝日チャレンジC(G3・芝1800メートル・晴良17頭)が8日に行われ、秋山騎手騎乗の6番人気、ショウリュウムーン(牝5=佐々木厩舎)が最後の直線、上位馬が横一線で並ぶ大混戦のレースを首差制し、昨年1月の京都牝馬S以来となる重賞3勝目を飾った。勝ち時計は1分46秒6。

 各馬そろってのスタートとなったレース。大外枠のイケドラゴンが先頭に立ち、それをフレールジャック、アドマイヤタイシ、サンレイレーザーが追走。

 残り600メートルを切り、先頭はなおもイケドラゴン、2番手にはフレールジャック。最終コーナーを回って直線に入ると、この2頭にトライアンフマーチ、デルフォイ、さらにアドマイヤタイシ、サンレイレーザーなどがからみ各馬横一線。そこから抜け出したのは、1馬身後方に控えていたショウリュウムーン。馬群の真ん中から末脚を伸ばし、先頭でゴールを駆け抜けた。

 2着にアドマイヤタイシ、3着にはタガノエルシコ。さらに4着キングストリート、5着サンレイレーザーと、それぞれがクビ差決着という混戦だった。1番人気に推されたリルダヴァルは15着に終わった。

 ◇ショウリュウムーン 5歳牝馬、父キングカメハメハ、母ムーンザドリーム。北海道浦河町の高村牧場生産、馬主は上田亘氏。戦績は22戦5勝、重賞は3勝。獲得賞金は2億1411万6千円。

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2012年12月8日のニュース