ヒルノダムール 屈腱炎発症で引退…今後は種牡馬入りへ調整

[ 2012年9月27日 06:00 ]

天皇賞・春を制したヒルノダムールが引退することになった

 昨年の天皇賞・春や大阪杯などを制したヒルノダムール(牡5=昆)が、右前浅屈腱炎を発症していることが明らかになった。全治には9カ月以上の期間を要する見込みで、今後は引退、種牡馬入りへ向けて調整する。8月19日の札幌記念(3着)がラストレースとなった。

 昆師は26日「オーナーと相談しながら様子を見ていました。休ませれば使えるだろうが、若いうちに種牡馬にした方が結果が出るかもしれない。まだけい養先は決まっていないが、引退して種牡馬にする考えでいます」と決断に至った経緯を説明。また「調子は良くなっていたので残念です。もう1つ勲章を獲らせてあげたかった。今後は種牡馬として成功してほしい」と願っていた。

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2012年9月27日のニュース