【スプリンターズS】パドトロワ“僚馬素通り”51秒7

[ 2012年9月27日 06:00 ]

坂路で51秒7と軽快な走りを見せたパドトロワ

 サマースプリントシリーズのチャンプとして挑むパドトロワが、坂路51秒7の好タイムをマークした。「相手が走らなかった」と大きく先行させたウォーターサウンド(5歳500万)を残り1F手前で素通り。競り合う形にならず実質単走となったが、鞍上の安藤はすかさずステッキ2発を注入。ラストまで気を抜くことなくラスト1F12秒9にまとめた。

 「先週は重かったけど、きょうはそれなりの動き。ホッとした」と安藤は合格点を与えた。続けて「ハナにこだわらない。ほかに行く馬がいれば2、3番手でもいい。直線の短い中山コースは脚質的にあう」とレースイメージを膨らませた。

 鮫島師も「洋芝が得意で、自分でつくった時計での(キーンランドCの)レコードは評価してあげたい。堂々と胸を張っていける」と当然V争いを意識している。

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2012年9月27日のニュース