トレイルBCターフ挑戦へ 鞍上は武豊を予定

[ 2012年7月19日 06:00 ]

 重賞2勝馬で、宝塚記念を鼻出血で回避したトレイルブレイザー(牡5=池江)が今秋、ブリーダーズCターフ(11月3日、サンタアニタ、芝2400メートル)に挑戦することが分かった。18日、池江師が明らかにした。

 トレイルは今年3月のドバイ遠征と6月の宝塚記念を、いずれも調教中の鼻出血により断念。そこで、鼻出血の予防に効果があるとされる利尿剤「ラシックス」を投与できる米国をチャレンジの舞台に選んだ。ブリーダーズCターフは米競馬の芝中距離路線のチャンピオン決定戦。欧州馬が凱旋門賞を経て参戦することもあり、昨年はアイルランドのセントニコラスアビーが快勝した。前哨戦を使って中2週のローテーションで本番へと臨む予定。鞍上は武豊を予定している。

 ▼池江師 南カリフォルニアは(調教助手時代に)1年間勉強した場所で、第2の古里という思いがある。その地での大舞台に管理馬を連れて行けるのは名誉。出走条件となるレーティングもクリアできそう。

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2012年7月19日のニュース