ディープ産駒の“エース”いよいよデビューへ!

[ 2011年11月30日 06:00 ]

パワー、スタミナとも申し分ないワールドエース

 数多くいるディープインパクト産駒の中でも、ワールドエースは飛びっ切りの良血だ。母の半弟マンデュロは欧州でG1・3勝、07年にレーティング世界1位の131ポンド(約59・5キロ)を獲得した名馬。おいっ子は既に1カ月以上乗り込まれており、12月17日の阪神芝1800メートル、鞍上・福永でのデビューを予定している。

 「先週初めて追い切ったが、いい感じだった。パワー、スタミナ共にあって、ゴールした後も余裕があったから」と手綱を取った川合助手は興奮気味に振り返る。CWコースでいきなり6F85秒3~1F13秒0は胸を張れる数字。「気性も難しいところはない。長い距離で行けそう」と早くも来春を意識するほどだ。

 3冠馬オルフェーヴル、天皇賞・秋を制してジャパンC2着のトーセンジョーダンなど、ワールドクラスの馬がそろう池江厩舎。その中でもエースを狙える逸材だ。

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2011年11月30日のニュース