【札幌2歳S】1番人気に応えた グランデッツァ抜け出しV

[ 2011年10月1日 15:59 ]

 「第46回札幌2歳ステークス」(G3、芝1800メートル・稍重)は1日、札幌競馬11Rで行われ、秋山騎手騎乗の1番人気のグランデッツァ(牡2=栗東・平田厩舎、父アグネスタキオン、母マルバイユ)が、直線力強く抜け出して優勝した。勝ち時計は1分50秒8。

 バラバラっとしたスタートから、ニシノスタイル、ラシンティランテ、トミケンユークアイなどが先行策。1番人気のグランデッツァは、先行グループ5頭の真ん中やや後方にゆったりとつけた。

 馬群はその隊列で3角、4角を回って直線に向かう。その流れを追って大外からマイネルロブストが猛然とまくって行った。直線に向くと一瞬、先頭をうかがう勢いのよさだった。

 しかし内コースで脚をためていたグランデッツァが直線中ほどでスパート。トミケンユークアイ、ニシノスタイルを一気にかわして先頭に立った。さらに馬群の中で、ゴールドシップも伸びる。結局、力強く伸びたグランデッツァにゴールドシップは半馬身届かず2着。3着はマイネルロブストだった。

 ◇グランデッツァ 2歳牡馬、父アグネスタキオン、母マルバイユ。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は社台レースホース。戦績は3戦2勝、重賞初勝利。獲得賞金は4026万9千円。

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2011年10月1日のニュース