【京都新聞杯】グランドV3!初の重賞制覇

[ 2011年5月8日 06:00 ]

<京都競馬11R・京都新聞杯>ユニバーサルバンク(左)をハナ差で差し切ったクレスコグランド(手前)

 ダービー出走を懸けた京都新聞杯はゴール前の激しい攻防を制してクレスコグランドが鼻差でV。3連勝で重賞初制覇を飾った。シ烈な追い比べとなったゴール前、クレスコグランドが余力を振り絞ってグイッとひと伸び。先に抜け出したユニバーサルバンクをハナ差でかわし、初タイトルをもぎ取った。武豊は「ゴールしたときにかわしたかなっていう感触はあったよ。凄く乗りやすかった。力強い走りをするし、思っていた以上に最後の脚が速かったね」と笑顔を見せた。

 未勝利、500万に続いて破竹の3連勝でダービー(29日、東京)へ突き進んでいく。これまでヴァーミリアンなどで数多くのGIをモノにしてきた石坂厩舎にダービー出走経験がないのはちょっと意外。古川助手は「ダービーに初めて出られるし良かった」とニッコリ。また、武豊は皐月賞で3着ダノンバラードに騎乗しており、本番の鞍上は未定となっている。

 ◆クレスコグランド 父タニノギムレット 母マンハッタンフィズ(母の父サンデーサイレンス) 牡3歳 栗東・石坂厩舎所属 馬主・堀川三郎氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績6戦3勝 総獲得賞金7508万4000円。

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