【NHKマイルC】ミスターX 最多キャリアのロビン

[ 2011年5月8日 06:00 ]

 東京メーン11R・NHKマイルC(G1)は、経験豊富なロビンフットに◎。最有力候補の2歳王者グランプリボスには3戦3敗と分が悪いが、敗因ははっきりしている。まずはその3戦を振り返る。

 対戦1(京王杯2歳S)…勝ったグランプリボスとは0秒5差の6着。前半は当日の未勝利戦より遅いペース。その流れをスタートで出遅れながら、後方からボスを上回る上がり最速の33秒4の末脚で差を詰めた。

 対戦2(朝日杯FS)…1着グランプリボスの前に0秒7差敗れた。トリッキーな中山マイル戦で致命的な出遅れ。さらに直線は大外を回らされる不利がこたえた。

 対戦3(ニュージランドT)…デビュー当初に見せていたロケットスタートを決めて、好位をキープ。抜群の手応えで直線へ。しぶとく伸びて5着。ライバル(3着)にはおよばなかったが、その差はわずか0秒1。

 管理する堀井師は「2走前のファルコンS(4着)がいい刺激になったみたい。状態は万全だし、左回りの府中もいい。使い込んでいるが、自分で体を戻す力があるからね。鞍上(吉田隼)も手の内に入れているし、今回はめちゃくちゃチャンスだよ」と力が入る。人気はないが、上位馬との差はない。メンバー中最多のキャリア11戦を経験してきたロビンフットが混戦を断つ。

 単勝・複勝(15)で厚く勝負

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2011年5月8日のニュース