【フェブラリーS】自然体で最後のG1獲りへ

[ 2011年2月20日 06:00 ]

最後のG1へ自然体を貫く池江郎師

 今月末で引退とあって競馬はあと2週。池江郎師が自身最後のG1にバーディバーディを送り込む。報道陣など周囲の注目度が高まってきても、もちろんトレーナーは泰然自若の構え。自然体を貫いている。

 「最後だからどうのこうのではなく、いつも通りのことをやっていくだけ。悔いが残らないよう、しっかり仕上げていかないとな」

 稽古で鍛え上げるのが池江郎師のスタイル。東京大賞典3着から中7週のローテーションで臨むバーディバーディにもそれが当てはまる。先々週と先週はポリトラックでトゥザグローリーと併せ、今週もキングストリートとの併走追い。毎週、稽古で動くオープン馬相手のハードトレをこなし、この一戦に備えてきた。

 「先週にでも使えたくらいの仕上がりだよ。調子はいいね。前走は負けたけど内容は悪くなかったし今度も楽しみにしているよ」

 05年ディープインパクトのクラシック3冠制覇など数多くのタイトルを手にしてきた名トレーナーが、最後のG1獲りに燃えている。

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2011年2月20日のニュース