【ダイヤモンドS】総帥1点買いズバリ!“コスモ勢”ワンツー

[ 2011年2月20日 06:00 ]

<第61回ダイヤモンドステークス>直線突き抜けるコスモメドウ(4番)

 古馬の長距離重賞「第61回ダイヤモンドS」(東京)は中団追走の2番人気コスモメドウが直線で外から鋭く伸び、重賞初V。2着コスモヘレノスで“コスモ勢”のワンツーとなった。

 2周目の直線入り口、6番手の外にいたコスモヘレノスのゴーサインに乗るように、直後のコスモメドウも一気に仕掛けた。2着ヘレノスには2馬身差の完勝劇だ。クラストゥスは「道中リラックスさせ、直線で外に出せればと思っていたが戦略通り乗れた。前(ヘレノス)の馬が相手と思っていたし、抜け出してからもスタミナは有り余っていたよ」と笑顔。

 「マイネル軍団」総帥・岡田繁幸氏も喜びを爆発させた。ヘレノスとの馬連(4)(7)も1点で的中。岡田氏は「普段は応援馬券は買わないけど…。折り合えればと思っていたが外国人はうまく抑えてしまうね。コスモバルクにルメールが乗った時(04年ジャパンC2着)もそうだった」と感心しきり。昨年9月の積丹特別1着から5戦4勝の快進撃。長距離界の新星は、照準を天皇賞・春(5月1日、京都)一本に定める。畠山重師は「1戦ごとに内容が良くなっているからね」と大仕事を見据えていた。

 ◆コスモメドウ 父キングズベスト 母エンジェルオブザゴーン(母の父サドラーズウェルズ)牡4歳 美浦・畠山重厩舎所属 馬主・ビッグレッドファーム 生産者・愛国アバゴーンファームズ 戦績14戦5勝 総獲得賞金1億446万2000円。

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2011年2月20日のニュース