【川崎記念】単勝1・0倍フリオーソ5馬身差圧勝!

[ 2011年1月27日 06:00 ]

フリオーソで優勝した戸崎騎手はゴール後ガッツポーズ

 今年最初のG1「第60回川崎記念」が26日、川崎で行われ、単勝1・0倍(支持率76・9%)のフリオーソが逃げて圧勝。地方馬最多タイのG1・5勝目を挙げた。地方年度代表馬が11年初戦で“横綱”の貫禄を見せつけた。好スタートから無理なく主導権。勝負どころの2周目3、4角ですでに独壇場。後続を寄せつけず5馬身突き放した。他にダートグレード馬がいないメンバー構成。戸崎は「負けないとの思いを強く持って乗った。いい面で落ち着きが出たし衰えは全くない」と断言する。

 同馬の初G1は川崎の06年全日本2歳優駿。07年JDD、08、10年帝王賞と大井で勲章を加えたが川崎記念は08年から3年連続2着。川島正師は「うっぷんを晴らし、スッキリしている」と同厩舎のアジュディミツオーに並ぶG1・5勝目にホッとした表情を見せた。5月5日の地元かしわ記念か、6月29日の帝王賞で単独G1最多勝を目指す。

 ◆フリオーソ 父ブライアンズタイム 母ファーザ(母の父ミスタープロスペクター)牡7歳 船橋・川島正行厩舎所属 馬主・ダーレージャパンファーム(有) 生産者・北海道新冠町のハシモトファーム 戦績33戦10勝(南関東27戦10勝)総獲得賞金7億1145万円。
 

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