【京都牝馬S】メモリー計測不能も好調確か

[ 2011年1月27日 06:00 ]

坂路で追い切るプリンセスメモリー

 【東西ドキュメント・美浦=26日】バシケーンが昨年の最優秀障害馬となり、24日のJRA賞授賞式で壇上に立った高橋義師。感想を聞いた鈴木に「会場周辺でカーナビが機能しなくなって…。東京は地理が難しいね」と指揮官は冗談めかして答えた。

 厩舎の勢いそのままに、京都牝馬Sにはプリンセスメモリーが出走する。「前走(ターコイズS4着)は大外枠とあって、しまいに懸ける競馬。伸びは悪くなかった。流れが向けば」と期待を込めた。追い切りはエラーだったが、単走でキビキビ。「楽に動いていたよ」と好感触だ。

 師の携帯電話には「夢」と書かれたストラップが付けられている。「夢はかないましたか?」の問いに「半分かなった。次は平地G1で勝ちたい」と答えた高橋義師。トレードマークだった長髪を切り、貫禄を増した師の、もう半分の夢がかなうことを鈴木は願った。

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2011年1月27日のニュース