【小倉記念】栗東生まれの“健康剤”ニホンピロレガーロ

[ 2010年7月28日 06:00 ]

ニホンピロレガーロは休み明けでも全開ムード

 西のニホンピロレガーロは苦手な休み明けでも全開ムード。自慢の末脚を爆発させる構えだ。

 末脚自慢のニホンピロレガーロも高配の使者になるかもしれない。3カ月ぶりの実戦。鉄砲実績は【0006】で、数字だけを見れば割り引きが必要だが、今回は違う。服部師が経緯を説明する。
 「これまでの休養はツメの具合を考慮して完全に休ませていたけど、今回はリフレッシュ放牧に出しただけ。いつでも栗東に戻して速いところ(追い切り)をやれる状態やったからね」
 確かに見た目に緩んだ印象はなく、稽古の動きもイキイキとしている。先週のポリトラックではキビキビ動いて6F79秒4~1F12秒4をマークした。「今の状態ならしっかり脚を使えると思う」と仕上がりの良さをアピール。前走・新潟大賞典3着が示すようにG3のタイトルは手の届くところにある。「もう7歳やからね。何とか1つ獲らせてやりたいし、この夏は張り切ってもらおか」と服部師。いきなり全開ムードが漂っている。

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2010年7月28日のニュース