【九州スポーツ杯】音無師&橋口師 週末小倉が熱い

[ 2010年7月16日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 栗東=15日】坂路調教師席で橋口師は天気を気にしていた。携帯を手に「大阪…」の声を耳にした井上は、瞬時に阪神―巨人首位攻防戦のことだと分かった。大の巨人ファンの橋口師は、木曜の甲子園のゲームに栗東巨人応援団がチャーターしたバス(20人)で乗り込む予定だったのだ(結局、試合は雨で中止)。

 そこへ音無師が姿を見せた。同じ宮崎県人だが、音無師は筋金入りの阪神ファンだ。「馬の話もしていいですか」と水を向ける井上に両トレーナーはリップサービスを開始。小倉開幕の土曜メーン・九州スポーツ杯に橋口師がハンデ53キロカノヤトップレディ、音無師は57・5キロトゥリオンファーレを出走させる。橋口師が「小倉はやっぱり気合が入る。ハンデは魅力だしツケ入るスキあるよ」と言えば、音無師は「稽古の動き悪くない。距離もピッタリだし」と明るい表情。両師とも週末は小倉だ。

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2010年7月16日のニュース