【函館4R】“女ディープ”マギストラ極上の切れ味

[ 2010年7月16日 06:00 ]

日曜の函館4R・新馬戦でデビューするディープインパクト産駒のマギストラ

 前評判通りの活躍を見せる新種牡馬ディープインパクト産駒。今週も2頭がスタンバイ。特に日曜の函館4Rのマギストラ(牝=平田)は血統登録数147頭の同期ディープ産駒でも最高級の良血だ。04年、NHKマイルC&ダービーの変則2冠を達成したキングカメハメハ(父キングマンボ)の7歳下の半妹。先月12日、ノーザンファーム(北海道安平町)から函館入り、順調に調整されてきた。

 調教パートナーの小林助手は「牧場の方の期待も凄いし、こうしてデビューまで来られて、本当に良かった。ビシビシやってはいないけど追うたびにグングン良くなっている。藤田ジョッキーも“乗り味がいい”と褒めてくれたし、素直で癖がない」と目を細める。14日の最終追いは藤田を背に函館芝コースで1F11秒6と極上の切れ。440キロ台のコンパクトな体から繰り出される軽快なフットワークは、436~452キロで競走生活を送った父とそっくりだ。
 マギストラとはラテン語で「女指導者」の意味。蓮舫参院議員ばりの高支持率&切れでデビューVを飾るようなら“女ディープ”の華々しい第1章の幕開けとなる。

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2010年7月16日のニュース