【新馬戦評】超良血ヴェイロンに確かな将来性

[ 2010年7月13日 06:00 ]

 【10、11日の新馬戦】福島で勝ち上がったヴェイロンは父がダービー馬キングカメハメハ、母が天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンスという超良血だ。松永幹師は「長い目で見てほしい」と調教段階では慎重な見方を示していたが、実戦では勝負強さを披露。馬群を割って力強く伸びた。「勝負どころで狭いところに入っていけた。追ってからは母と同様に味がある」と吉田豊。高い競走センスと確かな将来性を示した格好だ。

 阪神ではショウナンマイティの勝ちっぷりが目立った。良発表とはいえ雨上がりの馬場。浜中が「まだ緩さがある」と評価する中で、前に取りつく速さは秀逸だった。追ってからもしっかり。距離が延びても対応できそうだ。

続きを表示

2010年7月13日のニュース