【皐月賞1週前追い】ヴィクトワールピサ死角なし

[ 2010年4月8日 06:00 ]

Cウッドコース、3頭併せの最内で追い切るヴィクトワールピサ(左)

 ヴィクトワールピサ(牡=角居)は岩田がまたがりCWコースで外トーセンモナーク(5歳1600万)、中トーセンキャプテン(6歳オープン)と併せた。5F標付近で外モナークを先頭に2馬身ずつ間隔を取る形から直線入り口では一団に。ヴィクトワールピサは見せムチのサインを受け加速、他の2頭をしのぐ手応えで馬体を並べてゴール。さらに、そこから角居流で手綱をしごき左ムチが入った。清山助手が順調な調整ぶりを伝える。「先週末に追ってから、だいぶ気持ちが入ってきた。岩田ジョッキーも特徴をつかんでくれたと思う」

 初戦でローズキングダムに敗れたものの、以後は文句なしの4連勝。主役を張る存在になった。「レースのたびに課題を克服しながら結果も出してくれてます。学習能力、センスの高さを感じます」。弥生賞で重馬場を克服、今のところ死角らしきものは見当たらない。

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2010年4月8日のニュース