【大井・東京スプリント】スーニ底力!G3連勝

[ 2010年4月8日 06:00 ]

 短距離交流重賞「第21回東京スプリント」が7日、大井競馬場のナイターで行われ、単勝1・7倍の1番人気スーニが3月の高知・黒船賞に続きG3連勝。5度目の重賞制覇を飾った。

 序盤は中位追走。3角手前からは掛かりながら進んでいく。4角7番手から直線を向くが、なかなか外に出せない。苦しい展開の中で主戦・川田が冷静に進路を取ると、最後はG1・2勝の底力で抜け出し、地方の雄フジノウェーブの追撃を首差封じてみせた。「前走(高知)からズブさが出てきて前半は少し忙しかったが、道中はこの子なりにいいリズムで走れました」と川田。吉田師は「きょうはジョッキーの力が大きかった。次は馬がジョッキーを助けられるように、帰って馬をつくり直していかないと」と振り返った。

 ◆スーニ 父ソト 母イネイブル(母の父ローノーク)牡4歳 栗東・吉田直弘厩舎所属 馬主・吉田和美氏 生産者・米国ハイクレアー社 戦績16戦8勝(南関東4戦2勝) 総獲得賞金2億7234万6000円。

 ▼2着フジノウェーブ(戸崎)流れは良かったが、最後の直線で外ではなく内を突いていれば結果は違ったかも。しまいも伸びているだけに進路の取り方ひとつでした。
 ▼3着ミリオンディスク(蛯名)スムーズに運べてこれ以上ない展開だったが仕方ない。そんなに負けてないし差はないよ。
 ▼4着ポートジェネラル(御神本)相手は強かったが、高知代表として格好はつけられた。距離も1200メートルの方がいい。

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2010年4月8日のニュース