オーラV!次はドバイ遠征も/京都記念

[ 2008年2月24日 06:00 ]

京都記念は、軽快に抜け出したアドマイヤオーラ(10)が優勝

 京都記念は1番人気アドマイヤオーラが強烈な末脚で一気に抜け出し、昨春の弥生賞以来の重賞V。2着にもアドマイヤフジが入りアドマイヤワンツーとなった。「もう少し前につけようと思っていたけど結果的にあの位置で良かったんだね。切れ味は凄い」と安藤勝も上がり3F33秒9の末脚に感心しきり。「道中リズム良く走れていたからね。馬場が悪く外に出したがヨレることもなかった。もう大丈夫じゃないかな。これから先が楽しみ」

 今後について、松田博師から注目発言があった。「まだ分からんが、ドバイという話は出るかもしれないな」。ドバイ・デューティフリー(3月29日)に追加選出されれば遠征の可能性もある。昨年、アドマイヤムーンも同じローテーションで同レースを勝っている。「あくまで馬の具合がどうかだけどな。ダートで調教しなくちゃならんし…」。遠征に問題は残されているが、アドマイヤオーラが内外のG1を狙う存在になったことは間違いない。

 ▼アドマイヤオーラ 父アグネスタキオン 母ビワハイジ(母の父カーリアン)牡4歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・近藤利一氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦4勝 総獲得賞金2億5811万円 主な勝ち鞍はシンザン記念、弥生賞、京都記念。

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2008年2月24日のニュース