佐藤、小嶋ともに連覇/東西王座戦

[ 2008年2月24日 18:29 ]

 競輪の第7回東西王座戦(G2)は24日、大分県の別府競輪場で決勝(5周、2025メートル)を行い、東は佐藤友和(岩手)が3分3秒8(上がり12秒5)で、西は小嶋敬二(石川)が3分4秒5(上がり11秒9)で優勝し、それぞれ賞金900万円(副賞含む)を獲得した。佐藤、小嶋とも昨年に続く連覇。

 東は最終周回で山崎芳仁(福島)が主導権を握ったが、2番手の佐藤がゴール前で差し切った。山崎が2着で3着は新田康仁(静岡)だった。
 西は残り1周半で7番手だった小嶋がみるみる追い上げた。3コーナーで先頭に立つと後続を振り切り、パワーの違いを見せつけた。2着は三宅伸(岡山)で3着は小倉竜二(徳島)だった。

 ▼佐藤友和選手の話 僕に気遣ってタイミングよく逃げてくれた山崎さんのおかげ。2番手の要領を会得した感じで、ラインの大切さをあらためて痛感した。
 小嶋敬二選手の話 佐藤君に先に連覇され、彼にできるのにおれにできないわけはないと思った。風が強いので、先を急がず、脚をためる判断がうまくいった。

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2008年2月24日のニュース