ルージュ稽古でタメた脚は本番で爆発/フェブラリーS

[ 2008年2月24日 06:00 ]

 【デスクの勝ち判断】最初から本命にしようと考えていたフィールドルージュ。「木曜追いみたいです」と火曜に栗東の記者から報告を受けた時、“何かあったのか”と不安になった。川崎記念快勝から中2週、仕上げに狂いが生じて水曜追いを変更したのかも…。しかし違った。レース3日前に追い切りという、ここ数戦のパターンを守った“陣営の計算ずく”だった。

 そして木曜昼の電話で「いつも通り地味めの坂路時計」と聞き、またひと安心。フィールドは稽古で力をタメてレースで爆発させるタイプ。ムチに好反応していれば十分で、好調を維持しているとみた。あとは「コンビを組んでから馬が変わった」と西園師が全幅の信頼を置く横山典に託すだけだ。
 ドバイ遠征の叩き台として参戦するヴァーミリアン。デスクに集まってくる陣営のコメントは「適距離ではないが」「スタートが遅いのは確かだが」など、威勢のいいV宣言はなかった。川崎記念取り消し後ということもあって、枠順確定前は思い切って消し!だったが、15番枠と恵まれた。すぐ内に先行するデアリングハートがいることで、すんなりと流れに乗り、東京マイルの激流を克服する。馬券は絞って(4)=(15)の馬単2点勝負。

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2008年2月24日のニュース