ドバイ輸出検疫にウオッカ困ったぞ

[ 2008年2月2日 06:00 ]

 JRAは1日、ドバイ諸競走(3月29日、ナドアルシバ競馬場)に出走予定の日本馬の輸出検疫に関する追加条件を発表した。UAE側から農水省に通達された以下の3条件を満たした馬がUAE入国を認められる。(1)出国前5日以内に馬インフルエンザ検査を受け陰性(2)出国前21日間、馬インフルエンザの発生がない施設に滞在(3)UAEが規定する方法でワクチンを接種。

 輸出検疫期間は通常通りの5日間だが、美浦、栗東トレセンが条件(2)の「発生がない施設」に該当しないため、出走予定馬は出国の3週間前に輸出指定検査場所の京都、阪神、中山、中京競馬場のいずれかの国際厩舎に入厩する必要がある。競馬場に入厩した場合はダートコースでの調教に限られるため、坂路での調教を主とするダイワスカーレットやウオッカなどは調整に苦労することになる。

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2008年2月2日のニュース