万哲 ◎○▲☆全部7歳/東京新聞杯

[ 2008年2月2日 06:00 ]

世代が違えばダービー馬だったと万哲も評するほど、ハイアーゲームの能力は高い

 2、3歳の限定戦は別として、競馬は突き詰めれば「世代闘争」。近年で層が厚いのは現7歳。衝撃のダービーレコードを飾ったキングカメハメハ、世界のハーツクライ、道営の雄コスモバルク、昨年引退した闘魂ダイワメジャー、男勝りの切れ者スイープトウショウ。いずれ劣らぬ個性派集団だ。で、東京11R・東京新聞杯は7歳生き残りの◎ハイアーゲーム。脚部不安で度重なる休養はあったが、思い起こせば超ハイレベルだった04年ダービーの3着馬。当時の2分23秒8は、昨年のダービー馬ウオッカの優勝タイム2分24秒5をはるかにしのぐ。世代が違えば、ダービー馬になっていたのだ!?初のマイル戦はマイナスよりプラスの魅力が大きい。

 「コーナーが少なく広い東京のマイルなら、追走に苦労することはなさそう」の大久保洋師のジャッジには同感。1800メートルでも楽々前に行けた鳴尾記念(1着)を見ても後方で置かれる心配はまずない。好調時でも苦手だった中山の有馬記念(14着)の大敗は無視してOK。11戦4勝の得意の東京コース、別定56キロも好材料。坂路1F11秒7で鋭く伸びた最終追いを見る限り、脚元の心配は今は皆無。最速3F33秒台の剛脚を生かすには、雨の不安がないのも何より。馬単の相手本線の○、▲、☆も強力7歳を厚く評価。馬単は(12)=(5)(12)=(10)に(12)から(4)(8)(13)(16)。3連単は(12)の1着固定で(4)(5)(8)(10)(13)(16)へ30点。
 小倉11R・和布刈特別は連闘の◎タカオセンチュリー。舞鶴特別(3着)は大外枠が響いた。今回は6番と条件好転。馬単(6)=(9)(6)=(7)に(6)から(13)(8)(12)(15)。3連単は(6)の1着固定で(7)(8)(9)(12)(13)(15)へ30点。
 東京10R・春望Sは東京でこその◎ゴールドマインの末脚。馬単(6)=(7)(6)=(16)に(6)から(11)(9)(10)(13)(15)。(小田 哲也)

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2008年2月2日のニュース