映画「長篠」金児憲史、楊原京子夫妻ダブル主演「空気感出せた」リアル追求に歴史ファンうなる

[ 2026年4月18日 16:57 ]

本紙の取材に応じた楊原京子(左)と金児憲史
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 俳優の金児憲史(47)と女優の楊原京子(43)夫妻が夫婦役でダブル主演する映画「長篠」(監督宮下玄覇)が、17日に池袋シネマ・ロサなどで公開された。長篠の戦いから450年の節目を記念して作られた力作で話題となっている。金児と楊原はスポニチ本紙の取材に応じ「“初めまして”では出せない空気感が出せた」と声をそろえた。

 1575年、当時戦国最強と呼ばれた武田勝頼軍が、織田信長・徳川家康連合軍と激突した合戦を題材とした作品。前夜に行われた軍議を中心に描き、歴史ファンをうならせている。

 金児は武田二十四将の一人である秋山虎繁、楊原は信長の叔母でありながら虎繁と婚姻し、武田氏の軍門に下るお艶の方を演じている。夫婦役での共演は4度目。楊原は「激動の人生をともに歩んで運命を共にする夫婦。今まで演じた中で一番夫婦の絆が強い」と力を込める。織田家の血を引くお艶の方は気が強くどっしりとした役どころで、「実際の家での感じがそのまま出ていたかも」と、金児を見つめほほ笑んだ。

 金児も「夫婦だからこその空気感は出たはず。安心感がありました」と妻への信頼を口にする。同時期に撮影していたWOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」での役作りのため、4カ月で体重を80キロから105キロに増量していた。「いっぱい食べていっぱい筋トレして。それでも100キロはなかなか越えられなくて」と苦労を明かしたが、その甲斐あって「長篠」では風格たっぷりな武将に見事になりきってみせた。

 2人をはじめとするキャストの扮装(ふんそう)やたたずまい、合戦シーンは臨場感たっぷりだ。今作が単独初監督作となる宮下玄覇監督は武田領内の武士の子孫で、劇中での会話や所作は軍学書や古記録に基づき再現。

 「戸の開け方、お辞儀の仕方にもこだわり、何回もテイクを重ねた。武田家の女性は立て膝をして座っていたそうで、その肖像画を見せていただきました」と楊原。史実に基づいた演出の数々が、作品のリアルさをグッと高めている。

 池袋シネマ・ロサ発の時代劇映画といえば、自主製作映画ながら日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた「侍タイムスリッパー」(24年公開)が記憶に新しい。単館上映から全国380館にまで広がった。夫妻は「そうなった最高ですよね」と夫妻はヒットを願った。

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