Sadie11年ぶりの新作「悪の花」はどんな曲なのか 終演直後の5人を独占直撃し、まだ見ぬサウンドに迫る

[ 2026年3月22日 18:30 ]

【画像・写真】Sadie 結成21周年記念ワンマンライブ「BLACK FUNERAL」・真緒(Photo by Jun Tsuneda)
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 ロックバンド「Sadie」が18日、結成21周年を記念したワンマンライブをZepp Shinjukuで開催した。熱狂のステージの果てに待っていたのは、11年4カ月ぶりとなる完全新作「悪の花」の秋リリースというサプライズ発表だ。新たな扉を開こうとする5人に、終演直後の熱気冷めやらぬバックヤードで迫った。(ヴィジュアル系特集取材班)

 暗転したステージに新作の文字が浮かび上がった瞬間、フロアには歓声が響き渡った。約8年半という活動休止期間を経て、2023年に再び集結。既存曲で「最新で最強の5人」(ドラム・景)を証明したが、視線はすでに次の未来を捉えていた。

 ギターの美月は「約8年半、それぞれの旅路があって再集結した。演奏力や表現力といった成長は既存の曲で伝えられたけれど、新しい曲というのは本当にここからが初めて。そこをしっかりと見せつけられるような作品に作り上げたい」と、再始動の真骨頂がここから始まることを力強く宣言。

 同じくギターの剣も、言葉に熱を込めた。「どうしてもSadieで新しい曲を届けたいという気持ちがずっとあったんです。今はまだアレンジの段階ですが、原曲の時点ですごくかっこいいので、ぜひ楽しみにしてほしいですね」

 ベースの亜季は「自分の中でチャレンジしたいサウンド感があって、それをちゃんとパッケージして届けられたら」と語りつつ、「今から楽しみだし、少し不安かな」と、素直な胸の内を明かしてくれた。

 ドラムの景は対照的に愛嬌たっぷりの笑顔を見せる。「(詳細は)言いたくありません。初めて聴いてからのお楽しみです。いや、もうめちゃめちゃ楽しみ。逆に期待してもらって絶対大丈夫なので、ぜひ楽しみに待っていてください」と、絶対的な自信をみなぎらせた。

 結成から20年以上の時を経て、楽曲のタイトルに初めて「悪」という文字を刻んだ本作。ボーカルの真緒は、その真意を静かに語り始めた。

 「こうやって21周年を迎えて、今の技術だったり、軌跡を色々なリバイバルなどで表現してきました。次はこの自分たちの今の持ち味を生かして、この5人で作り上げた時にどんな曲が生まれるのか。実は曲もすでにできているんですが、きっとみんなが納得しつつもびっくりすると思います」

 そして、少しの含みを持たせてこう問いかける。 「僕たちSadieの5人の『悪の花』というタイトルが、すごく邪悪なものなのか、それを解き明かして美しいものにしてあげるのか。これから先の、皆さんの聴き手によって変わると思います」

 待望の新作発表だけでなく、6月にはファンクラブ限定イベント、9月には横浜での主催イベントを控えており、忙しくも充実した時間が続いていく。

 5人が種を蒔き、オーディエンスの1人1人が解釈することでようやく咲き誇る「悪の花」。秋の風が吹く頃、この花はどんな色で、私たちの日常を非日常へと染め上げてくれるのだろうか。進化を止めない5人の次なるステージを、今はただ、胸を高鳴らせて待ちたい。

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