【王将戦】第5局1日目終了 一気に終盤へ 立会人中村九段驚きの永瀬九段の一手「覚悟感じた」

[ 2026年3月8日 18:12 ]

<第75期王将戦第5局・1日目>熟考する永瀬九段
Photo By スポニチ

 将棋の藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の第5局1日目が8日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われ、午後6時に永瀬が47手目を封じ、1日目が終了した。

 午後6時、立会人の中村修九段(63)が定刻を告げ、永瀬が封じ手を書くために退室。7分後に戻り、封じ手を中村に手渡した。

 タイトル奪取に王手をかけ、あと1勝で悲願の打倒・藤井に迫る永瀬が先手、7番勝負で初のカド番を迎えている藤井が後手で始まった対局。予想されていた角換わりを藤井が拒否し、力戦模様の将棋へ。序盤に藤井が端歩に2手使って9筋の位をとり、じっくりと指す展開かと思われたが、中村は「信じられないところから戦いが起きた」と驚く。37手目で永瀬が59分の考慮で▲9六歩と藤井の端歩にぶつけ、△同歩▲同香と進行。一瞬永瀬の香のただ取りで駒損だが、後に手にした香車で▲2七香と打ち、藤井陣への攻撃態勢を整えた。

 中村は「藤井さんが主張してきた9筋の位に対し、永瀬さんが強く反発。勝負師の永瀬さんらしい、思い切った踏み込み。この将棋にかける覚悟を感じる一手」と話す。このままではおもしろくない藤井も△3一角と引き、永瀬の9七の桂馬をにらんだ。局面は一気に終盤戦。2日目は「もう詰みまで読むような展開ですね」と述べた。

この記事のフォト

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年3月8日のニュース