藤井聡太王将 「精神的に良好と言えない」 カド番の第5局検分

[ 2026年3月7日 18:08 ]

<第75期王将戦・第5局 前日>対局場検分に臨む藤井王将(右)と永瀬九段(撮影・河野 光希)
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 藤井聡太王将(23)=名人など6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑む第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負第5局の対局場検分が7日、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われた。

 ここまで藤井の1勝3敗で迎え、藤井にとっては19度目の2日制タイトル戦で初のカド番。加えて永瀬には王将戦第3、4局に叡王戦本戦準決勝と3連敗中でもある。対局場検分後の取材では「内容が良くないことが結果に出ている。精神的に良好と言えないところが正直ある」と語った。

 藤井はダブルタイトル戦の第51期棋王戦5番勝負でも第3局を終え、増田康宏八段(28)を相手に1勝2敗とダブルカド番にある。タイトル戦で2差をつけられたことも、ダブルカド番も初めての真情を漏らしたと見られる。

 とりわけ第4局は永瀬が1日目昼食休憩を挟んで54分考えた54手目△8四角への対応を誤った。「それが致命的判断ミス」。2日制対局では全体的に1日目に形勢を損ねがちだとして、「均衡の取れた局面で2日目を迎えることができていない。その点がまず求められる。その辺り、克服してやっていけたら」。第71期第3局、第73期第1局と大田原対局は過去2連勝。「(対局場との相性を)意識することはない。目の前の一局に集中して指していきたい」と王者は冷静に足元を見つめた。

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