「ばけばけ」熊本編開幕“3つの注目点”新キャラ続々 嘉納治五郎は?錦織どうなる?西南戦争の影響も

[ 2026年2月16日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」第96話。熊本に転居した松野家の朝食は…(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日から第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」。新章「熊本編」がスタートした。見どころを探ると、3つの注目ポイントが浮上した。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 史実としては1891年(明治24年)11月、八雲は熊本第五中学校に転任。セツさんとともに熊本に移り住んだ。劇中の時代は史実通りに進み、この日の第96回は松野トキ(髙石あかり)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)の転居から3カ月ほどが過ぎた1892年(明治25年)2月から始まった。

 (1)熊本時代の描写

 「熊本編」を描くにあたり、映像面における工夫や苦労を尋ねると、制作統括の橋爪國臣チーフ・プロデューサー(CP)は「熊本は西南戦争(1877年・明治10年)で焼け野原になって、熊本城も焼け落ちています。八雲が転居したのはシンボルになる建物が非常に少ない時期で、我々も頭を悩ませました。ただ、熊本第五中学校は熊本大学の一部として今も残っているので、外観だけは現地で撮影して。エキストラは熊本の皆さんにご協力いただきました」と説明。

 「熊本は当時、軍事都市の一つだったので、町中に軍人らしき人を登場させて、日清戦争(1894年・明治27年~1895年・明治28年)に向かう時代の空気が出るようにしました。松江の家屋は障子がほとんどでしたが、熊本からはガラスが多くなっています。庭の植物の南のものを増やしたり、細かいところですが、こだわりました。熊本のヘブン邸には、松江から持ってきた物も飾られています。探していただくと、視聴者の皆さんの楽しみ方が一つ増えるかもしれません」と呼び掛けた。

 史実としては、熊本時代に長男・一雄が誕生(1893年・明治26年)。八雲は著書「知られぬ日本の面影」を出版している(1894年・明治27年)。今作はどのように描かれるのか。

 (2)新キャラクター続々

 ヘブンの同僚教師ロバートの妻・ラン役を蓮佛美沙子、松野家の女中・クマ役を夏目透羽(とわ)、熊本の田舎に伝わる言い伝えに詳しい女性・吉野イセ役を芋生悠(いもう・はるか)、どこからどう見ても怪しそうな熊本の商売人・荒金九州男(あらがね・くすお)役を夙川アトム、ヘブンの同僚教師・作山役を橋本淳が演じる。実力派&フレッシュな顔ぶれが新章を彩る。

 最初に注目を集めそうなのが21歳の新星・夏目。クマ役のオーディションで選ばれ、朝ドラ初出演を果たした。

 ウサギ相場に続く松野司之介(岡部たかし)の失敗に早くも心配の声が上がるのは、荒金の存在のため。ドラマオリジナルのキャラクターで、強烈な役名は「ふじきさん流のユーモア」(橋爪CP)という。

 ヘブンの教え子・錦織丈(杉田雷麟)と正木清一(日高由起刀)は第五高等中学校の予科に通い、ヘブン邸に同居。ヘブンにとっては心強い存在になる。

 八雲が熊本第五中学校に赴任した際の校長は“柔道の父”嘉納治五郎だが、今作には登場しない。

 (3)ヘブンと錦織の友情

 心配なのは、ヘブンの唯一無二の親友・錦織友一(吉沢亮)の“その後”。第95回(2月13日)のラスト、船着き場に見送りに行かず、自宅で喀血(かっけつ)した。

 橋爪CPは「松江はまた出てきますし、錦織さんはまだ退場しません」と明言。「熊本編」の間に、手紙などで近況が伝えられるのか、注目される。

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