祖母の言葉「無理に笑わなくていい」―7限目のフルール・勝見奏花、涙の先に見つけた“本当の笑顔”とラストステージへの覚悟

[ 2026年2月14日 20:30 ]

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 アイドルグループ「7限目のフルール」(ナナフル)初期メンバーの勝見奏花が、卒業を前に胸の内を明かした。知られざる孤独、活動を中断したケガ――笑顔を失いかけた時、救われた祖母の言葉と、ファンへの「恩返し」を誓う最後のステージへの想いに迫る。(「推し面」取材班)

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 「たくさんの人に笑顔や元気を届けられる人になりたい」。その夢をかなえるため、アイドルという道を選んだ。だが、高校生活は、想像もしなかった困難から始まった。入学直前、一緒に暮らすはずだった祖母が病に倒れ、入院。見知らぬ土地で、学業、アイドル活動、そして家事のすべてを一人でこなす日々が始まった。

 「本当に大変でした」。心が折れそうになる中で、支えになったのは、同じ夢を追うメンバーの存在だった。「周りのメンバーが頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと乗り越えることができました」。さらに、活動が軌道に乗り始めた矢先、今度は足のケガでライブに出られないという試練が襲う。「本当に悔しかった」。しかし、SNSを通じて届くファンからの「待ってるよ」「ゆっくり治してね」という温かい言葉が、くじけそうな心を何度も救い上げた。

 度重なる試練の中、いつしか「うまく笑えない」自分に気づいていた。悩みを打ち明けた入院中の祖母から返ってきたのは、アイドル人生を変える一言だった。「『奏花ちゃんは奏花ちゃんらしく笑っていればいいんだよ』」。その言葉が、肩の力を抜いてくれた。「無理に笑顔を作るのではなく、ありのままの自分でいていいんだと思えるようになりました。すごく気が楽になって、自然に笑えるようになったんです」。

 10人体制でのラストワンマンライブは、そんな勝見の3年間の集大成であり、ファンへの「恩返し」の最後の機会だ。「私のすべてをかけて全力でパフォーマンスをしたいです」。涙もろいから、きっと泣いてしまうだろう。それでも、「デビューから掲げてきた『一生懸命、最後まで頑張る』という気持ちを突き通したい」。

 無理に作った笑顔ではなく、涙の先に見つけた本当の笑顔で。勝見奏花は、ステージから見えるファン一人ひとりの顔を目に焼き付け、悔いのないアイドル人生の最終章を締めくくる。

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