笑福亭松鶴の最後の弟子、鶴二が40周年「特別なことはできないんで、等身大で」

[ 2026年2月12日 16:54 ]

「笑福亭で良かった。他やったら務まってない」と40年を振り返る笑福亭鶴二
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 落語家の笑福亭鶴二(57)が12日、大阪市内で「四十周年記念独演会」(4月19日、近鉄アート館)の取材会を行った。

 破天荒で知られた“上方落語四天王”の一人、六代目笑福亭松鶴の最後の弟子。鶴二本人は、はんなりとした上品な語り口が持ち味で、節目の落語会にも「特別なことはできないんで、等身大で」とし得意の「野ざらし」に桂文枝作の「妻の旅行」、大作「たちぎれ線香」の3席を披露する。

 正式に入門してわずか半年で師匠が他界。それでも、その間に笑福亭の名前をもらい「師匠から実家に電話がかかってきて“コンクールに応募しといたったで”と。何もできないのにコンクールに出る。初舞台は師匠の追善興行やった浪花座。しかも出番が三代目春団治師匠の後ろ…。もうビックリすることばっかりやった」と振り返る若手時代。

 その後は兄弟子や他の一門にも出稽古して技を磨いた。故・笑福亭仁鶴さんからは「自分が初めて見て“面白い”と思ったことをやり抜きなさい」と、哲学的に諭され、桂文珍(77)からは「落語は50歳からやで、と。特に君の場合は焦ってやるタイプちゃうから。70歳になってからが収穫期」と励まされた。

 モットーは「はんなり、まったり、ほのぼのと」。50周年に向けても肩肘張らず「お客さんから“鶴二さん、会いに来たで~”と言ってもらえるような雰囲気でいたい」と笑顔で語った。

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