7限目のフルール・沢柳真生 3歳から磨いた“三刀流”の軸 憧れを超えて咲く一輪の花

[ 2026年2月12日 07:30 ]

【画像・写真1枚目】7限目のフルール・沢柳真生 3歳から磨いた“三刀流”の軸 憧れを超えて咲く一輪の花
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 長野県佐久市にある佐久長聖高校から誕生した、現役女子高生による学校公認アイドルグループ「7限目のフルール」(ナナフル)。3年間の活動の集大成となるアルバム『僕らが描いた物語』が発売された。3月に17歳を迎える沢柳真生(2年生)は、学業、アイドル、そして3歳から続けるクラシックバレエの“三刀流”を貫いてきた。リモートインタビューで語った、憧れの楽曲を力に変え、凛(りん)と咲き誇るまでの軌跡とは。(推し面取材班)

7限目のフルール特集|全員独占ソロインタビュー

 指先の所作一つに、物語が宿る。中学時代、客席から見つめていた憧れのステージ。今、その中心に立つ身体は、単なるアイドルの振り付けを超えた「舞い」を刻んでいた。

 アルバム10曲目「夢色の明日へ」。間奏に入ると、幼少期からバーレッスンで磨き上げられてきた身体感覚が、ステージ上で無意識のうちに覚醒する。

 「少しバレエに似た要素が入っているので、曲に自分自身が入りやすくて、すごい強みでもあり注目ポイントです」

 つま先で床を捉え、全身をピンと伸ばすような動き。そして、片手ずつ空気を撫でるように動かす姿。それは重力から解き放たれたかのように軽やかで、しかし確かな質量を持って見る者の視線を釘付けにする。言葉よりも雄弁なそのシルエットは、3歳から積み重ねた歳月が作り上げた、揺るぎない「美」の結晶だ。

 「ナナフルの始まりから今までの物語が描かれていて、私たちが歩いてきた軌跡を振り返られる作品なのかなと思っています」。集大成となるアルバムについて語る声は、穏やかだが芯が通っている。

 沢柳にとって、ナナフルは当初「憧れ」の対象だった。ひと学年上の先輩たちがゼロから作り上げた6人の時代。客席でその輝きを見つめ、「すごい良い曲だな」と心を震わせていた中学生の沢柳は、やがてその輪の中に飛び込む決意をする。その背中を押した曲は、かつて憧れとして聴いていた楽曲「君はフルール」だった。

 ♪追いかける夢 諦めず咲く――。「夢に向かって歩いている途中って、いろいろな困難があると思うんです。でも、そんな時に『挑戦し続ける姿』に背中を押してくれる、すごく好きな歌詞です」。そのフレーズを目で追いながら、自分を奮い立たせた日々。今ではその歌を、誰かの背中を押すために歌っている。

 アイドル活動を支えるのは、歌詞の力だけではない。3歳から続けてきたクラシックバレエという、確固たる基盤だ。「学校行きながら、ナナフルやりながら、バレエも続けています」。学業と芸能活動の隙間を縫い、トゥシューズの紐を結ぶ。

 ♪追いかける夢 諦めず咲く――。その歌詞の通り、諦めなかった。バレエで培った凜としたたたずまい、アイドルとしての華やかさ、そして勉強。その三つを融合させ、沢柳真生という“一輪の花”は3月、アイドルの黄金期と呼ばれる17歳を迎える。

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