激熱な生き残りゲーム「ランニング・マン」

[ 2026年1月23日 19:30 ]

主演のグレン・パウエル(c)2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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【映画コラム・CINEMA INFINITY】ランニング・マン(1月30日公開) 

 無職、金なし、社会への不満だけを抱えた男・ベン(グレン・パウエル)は娘の治療費を稼ぐため、さらに人生一発逆転をかけて、あるゲームに参加する。近未来の米国社会を牛耳っているネットワーク企業が開催する生き残りゲームだ。30日間、殺人ハンターから逃げ切れば大金をゲット、負ければ殺される。しかもその模様は世界中に中継されている。いたるところに密告者がいるというわけだ。果たしてベンは逃げ切ることが出きるのか。

 原作は、スティーブン・キング氏が1980年代初めに発表した小説。当然の前提のように、殺人が容認されている社会という振り切った設定が、なんと言うか、潔い。「ああ、かわいそうに殺されて」とか「そんなに殺したら、いくら主人公でも、あかんやろ」という邪念なく、ドラマに没入できます。 エドガー・ライト監督は若いころからキング氏のファンだったそうで「原作により忠実な映画を作りたかった」と語っている。その思いが反映されているのか、ドローンやスマホ、フェイク動画など今どきのツールも出てくるが、その他のSNS系の類はほぼ出てこない。近年よく見かけるパソコンひとつあれば何でも「はい、解決」というのでないのが良いです。体を張ってまっせ!って感じ。

 体は張っているが、「ランニング・マン」というタイトルの割には、走るシーンあまり印象になかったなあ…見終わってふと思った。しかしながら、それだけ他のシーンが圧倒的で、そんなことを忘れさせるほどの内容だってことです。 大阪ステーションシティシネマなどで1月30日公開(樋口 徹)

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