海老名香葉子さんお別れの式 次男・林家三平が涙ながらに「母さん行ってらっしゃい」 最後の時間を明かす

[ 2026年1月9日 11:02 ]

<海老名香葉子さんお別れの式>海老名香葉子さんの思い出を語る(左から)峰竜太、林家正蔵、林家三平(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 昨年12月に死去した初代林家三平さんの妻で林家正蔵(63)の母・海老名香葉子(えびな・かよこ、本名嘉代子=かよこ)さん(享年92)のお別れの式が9日、東京都台東区の寛永寺輪王殿で開かれた。次男で落語家の二代目林家三平(55)があいさつした。

 黒の袴姿の三平は「本日は母のためにお集まりくださりまして誠にありがとうございます」と参列者に感謝した。

 「母は昨年の12月24日、クリスマスイブの夜の8時半すぎに旅立ちました。さかのぼること6時間前、私は母と病室におりました。母といっぱい話をしました。といっても母の体はずいぶんと弱っていてうなずくことしかできません。一方的に私がしゃべったといっても過言ではありません」と回想。「クリスマスイブの家族の楽しいパーティー、正月みんなで集まったにぎやかな一門の会、そしてなんだか分からないけど、私の結婚式の後のハネムーンに(母が)ついてきてしまいました。そんな思い出を話す度に母はニコッとほほ笑んでくれました」と明かした。

 「“母さん、ありがとう!”。手を握ると細くなった母の手が私を握り返してくれました。そして大きく2回うなずいてくれたんです。“母さん、仕事だから行ってくるね。また明日来るからね”と言うとはっきりと分かる声で“行ってらっしゃい”と言ってくれました。それが母との最後の言葉になりました」と香葉子さんとの最後の時間を振り返った。

 「母さん、きょうは私たちが送る番です。家族、一門、そして母のことをしのんでくれた皆さん、大きな愛をいっぱいありがとう」と声を詰まらせた。涙ぐみながら「東京大空襲で亡くなった家族の元に行くんだね、大好きだったお父さんの側に行くんだね。その前に一言。母さん、行ってらっしゃい」と最愛の母に別れを告げた。

 香葉子さんは1933年生まれ、東京都出身。52年に初代林家三平さんと結婚。三平さんの死後、45年にわたって一門の存続に尽力した。個人事務所「ねぎし事務所」の代表取締役を務め、95年には三平さんゆかりの品を展示する「ねぎし三平堂」をオープンした。また、自身の戦争体験から、執筆活動を通じて平和の訴えを続けた。長男は九代目林家正蔵、次男は二代目三平。長女の美どり、次女の泰葉も芸能界で活躍している。美どりの夫は俳優の峰竜太。

続きを表示

この記事のフォト

「海老名香葉子」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年1月9日のニュース