漫画家・江口寿史氏、自身の作品巡る“トレパク”騒動に言及「自戒を込めて認識を改めていかねば」

[ 2025年12月30日 18:33 ]

江口寿史氏 インスタグラム(@egutihisasi)より

 漫画家・江口寿史氏が30日、自身のXを更新。自身の作品をめぐる騒動について言及した。

 江口氏は「今年10月3日の私の投稿に端を発したSNS上での一連の混乱と騒動につきまして。各所との調整が長引き、自分の言葉でお伝えするのにここまで時間を要してしまいました。この間ご心配をおかけした皆様には誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。

 事の発端となった、ポスター制作において金井球さんのSNSで投稿された横顔の写真を無断使用した件については「ただちにDMにてご本人に連絡を取って謝罪し、その後弁護士を通じて双方合意の上、和解しております」と報告。

 “トレース”については「私の場合は下描きの最初期の第一段階」とした。「雑誌の写真でも自分で撮った写真でも絵にする時にまずトレースはしますが、それはあくまで“アタリ”程度のものです。アタリというのは紙の中でどの位置に絵がくるかのレイアウトやトリミングを決める作業」と説明。

 AIやパソコンのトレース機能の使用疑惑は否定した上で「もちろん作品集、写真集として出版された写真から描く事は当時からアウトだと考えていましたが、雑誌の写真は情報であり自分で撮った写真と同じく、絵を描くための『資料』という認識が長くありました。正直なところ、それが問題にされるという認識は持てていませんでした」と伝えた。

 「今回の一件の最大の問題は私にその事への認識と配慮ができていなかったこと」だとした。

 「仮に法的に問題ないとしても、参考にした写真には被写体の方がいて、知らないところで自分の姿や輪郭に似た線が描かれると、不安を感じたり、気分を害される方もいる。ある意味、そんな当たり前のことにも十分な配慮ができていませんでした」と反省。

 自身の20年の漫画家生活を振り返り「私はイラストの仕事をし過ぎたのかもしれません。そこに慣れや、過信や、何を元に描いても『江口寿史の絵』になっていれば良いのだという驕りも生まれていたのかもしれません。そこは大いに自戒を込めて認識を改めていかねばなりません」と記した。

 「今回の件では改めて自らの表現手法を振り返り考える機会をいただきました。皆様のいただいた厳しいご意見も真摯に受け止め今後の創作に生かしていきたいと思っております。私はこれからも絵を描いていきますが、まだ何一つ成し得ていないからです。私の絵は今後もままだ変わっていくでしょう」と結んだ。

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